2023/05/15 国交省/技術検定受験資格の関連省令・告示改正、実務経験の技術者要件も緩和
【建設工業新聞 5月 15日 2面記事掲載】
国土交通省は2024年度から適用する施工管理技術検定の新たな受験資格などを定める省令や告示を12日に公布した。第1次検定は学歴差を撤廃し門戸を広げ、1級は19歳以上で受験可能となる。第2次検定は1級、2級ともに「技士補」となってから一定期間の実務経験で受験可能とする。実務経験による技術者資格要件も見直し、一般建設業許可の営業所専任技術者などの要件緩和が23年7月から適用となる。
公布したのは「施工技術検定規則および建設業法施行規則の一部を改正する省令」と関連告示。
技術検定の受験資格は第1次検定が1級で19歳以上、2級で17歳以上と設定。第2次検定は「技士補」の資格取得後、必要な実務経験年数を1級で5年以上、2級で3年以上を基本とする。一定規模以上の工事で監理技術者などの指導下で施工管理を手掛けたケースを「特定実務経験」と位置付け年数短縮を可能とする。
従来の受験資格要件で28年度まで第2次検定を受験可能とする経過措置を運用し、24~28年度の間に有効な第2次検定受験票の交付を受けた場合に限り、29年度以降も引き続き第2次検定の受験を可能とする。専門性の高い学校課程修了者を対象に第1次検定の一部科目を免除する新たな制度の適用は29年度以降とする。
実務経験による技術者資格要件は、指定学科以外の卒業者の実務経験を短縮できる規定を追加。業種ごとの指定学科と対応する技術検定種目の合格者を指定学科卒と同等とみなす。
公布したのは「施工技術検定規則および建設業法施行規則の一部を改正する省令」と関連告示。
技術検定の受験資格は第1次検定が1級で19歳以上、2級で17歳以上と設定。第2次検定は「技士補」の資格取得後、必要な実務経験年数を1級で5年以上、2級で3年以上を基本とする。一定規模以上の工事で監理技術者などの指導下で施工管理を手掛けたケースを「特定実務経験」と位置付け年数短縮を可能とする。
従来の受験資格要件で28年度まで第2次検定を受験可能とする経過措置を運用し、24~28年度の間に有効な第2次検定受験票の交付を受けた場合に限り、29年度以降も引き続き第2次検定の受験を可能とする。専門性の高い学校課程修了者を対象に第1次検定の一部科目を免除する新たな制度の適用は29年度以降とする。
実務経験による技術者資格要件は、指定学科以外の卒業者の実務経験を短縮できる規定を追加。業種ごとの指定学科と対応する技術検定種目の合格者を指定学科卒と同等とみなす。
日刊建設工業新聞の購読申し込みは、こちら