2019/12/19 国交省/20年度技術検定の試験計画公表/2級学科は全種目年2回実施
【建設工業新聞 12月 19日 1面記事掲載】
国土交通省は監理技術者や主任技術者になれる国家資格「施工管理技士」を取得する各種の技術検定の2020年度試験計画を18日付の官報で公告した。試験が行われるのは▽土木▽建築▽電気工事▽管工事▽電気通信工事▽造園▽建設機械-の7種目の1級、2級の施工管理技術検定。若年層の受験者が多く、高校在学中の合格者の増加が期待できる2級学科試験は、全種目で年2回実施する。=2面にスケジュール
現行の試験制度は20年度が最後となる。21年4月1日に改正建設業法の「技術検定制度の見直し」規定が施行され、21年度の試験から新しい技術検定制度になる。現行制度は学科(知識)と実地(能力)で構成するが、新制度では知識と能力の両面を問う1次と2次に再編される。1次の合格者には元請の監理技術者を補佐する「技士補」、2次の合格者に「技士」の資格が付与される。
国交省は経過措置を検討中。現行制度の学科合格者は、新制度でも「学科試験免除」のインセンティブを残して試験を受け、合格すると技士を付与する。現行制度の2級学科試験は、実地経験のない高校生でも受験できる。新制度の2級1次試験は知識と能力の両面を問うが、現場の経験がない高校生でも回答できる試験内容とする予定だという。
現行の試験制度は20年度が最後となる。21年4月1日に改正建設業法の「技術検定制度の見直し」規定が施行され、21年度の試験から新しい技術検定制度になる。現行制度は学科(知識)と実地(能力)で構成するが、新制度では知識と能力の両面を問う1次と2次に再編される。1次の合格者には元請の監理技術者を補佐する「技士補」、2次の合格者に「技士」の資格が付与される。
国交省は経過措置を検討中。現行制度の学科合格者は、新制度でも「学科試験免除」のインセンティブを残して試験を受け、合格すると技士を付与する。現行制度の2級学科試験は、実地経験のない高校生でも受験できる。新制度の2級1次試験は知識と能力の両面を問うが、現場の経験がない高校生でも回答できる試験内容とする予定だという。
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