2010/08/24 国交省/直轄国道、新規4区間の事業費要求/11年度予算で復活めざす
【建設工業新聞 8月 24日 記事掲載】
国土交通省が11年度予算の概算要求に盛り込む直轄国道(高規格幹線道路の一般国道自動車専用道路を含む)の新規事業個所が固まった。新規個所は自動車専用道から3区間と、整備費用が大きい直轄国道から1区間の計4区間で、総事業費は1460億円。23日に同省で開かれた社会資本整備審議会(社整審、国交相の諮問機関)の道路分科会事業評価部会で了承された。昨年9月の政権交代後、直轄国道の新規事業の予算化は凍結されていたが、来年度予算で復活を目指すことになる。
国交省は、来年度予算での新規事業の採択に当たって地域内の道路の果たす役割を考慮。特に都市計画決定や環境影響評価の手続き終了など事業実施環境が整っている個所のうち、事業効果や整備の緊急性が高い高規格幹線道路(一般国道自動車専用道路)または全体事業費が250億円を超える国道に該当する個所を概算要求に盛り込むことにした。
新規事業の対象区間は、一般国道自動車専用道路の未事業区間32区間(約446キロ)を含む34区間(約452・5キロ)のうち、▽那覇空港自動車道「小禄道路」(那覇市鏡水~豊見城市名嘉地間5・7キロ、事業費620億円)▽高知東部自動車道「南国安芸道路芸西西~安芸西」(高知県芸西村西分~安芸市馬ノ丁間8・5キロ、同355億円)▽三陸縦貫自動車道「本吉気仙沼道路II期」(宮城県気仙沼市本吉町津谷長根~本吉町九多丸間4キロ、同145億円)▽阿南安芸自動車道「桑野道路」(徳島県阿南市下大野町~阿南市内原町間6・5キロ、同340億円)。
桑野道路以外はすべて自動車専用道で、小禄道路は隣接道路が暫定供用中で那覇空港までの渋滞緩和の効果が見込まれ、南国安芸道路芸西西~安芸西、本吉気仙沼道路II期、桑野道路の3区間は隣接事業区間の供用が近いことなどから新規事業に採択された。
国交省は、来年度予算での新規事業の採択に当たって地域内の道路の果たす役割を考慮。特に都市計画決定や環境影響評価の手続き終了など事業実施環境が整っている個所のうち、事業効果や整備の緊急性が高い高規格幹線道路(一般国道自動車専用道路)または全体事業費が250億円を超える国道に該当する個所を概算要求に盛り込むことにした。
新規事業の対象区間は、一般国道自動車専用道路の未事業区間32区間(約446キロ)を含む34区間(約452・5キロ)のうち、▽那覇空港自動車道「小禄道路」(那覇市鏡水~豊見城市名嘉地間5・7キロ、事業費620億円)▽高知東部自動車道「南国安芸道路芸西西~安芸西」(高知県芸西村西分~安芸市馬ノ丁間8・5キロ、同355億円)▽三陸縦貫自動車道「本吉気仙沼道路II期」(宮城県気仙沼市本吉町津谷長根~本吉町九多丸間4キロ、同145億円)▽阿南安芸自動車道「桑野道路」(徳島県阿南市下大野町~阿南市内原町間6・5キロ、同340億円)。
桑野道路以外はすべて自動車専用道で、小禄道路は隣接道路が暫定供用中で那覇空港までの渋滞緩和の効果が見込まれ、南国安芸道路芸西西~安芸西、本吉気仙沼道路II期、桑野道路の3区間は隣接事業区間の供用が近いことなどから新規事業に採択された。
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