2010/03/29 都市機構/基幹技能者加点評価を本格運用/国の機関で初
【建設工業新聞 3月29日 記事掲載】
都市再生機構は、総合評価方式の入札で、基幹技能者を工事に配置する提案に対する加点評価を10年度から本格運用する。国の関係機関で加点評価の本格運用を開始するのは都市機構が初めてとなる。
総合評価方式のタイプBとタイプCを採用する工事で、基幹技能者を配置する提案に対して加点評価を行う。本年度に「ひばりが丘パークヒルズ第11住宅建設工事」などで試行したところ、基幹技能者の配置の提案が多かったことや、品質確保の向上に寄与するとの判断から、本格運用に乗りだすことにした。配置を義務付けるのではなく、配置に対するプラス評価を行う形になる。
公共工事入札での基幹技能者の評価では、国土交通省近畿地方整備局が総合評価方式の案件で10年度から加点評価を試行する予定でいるほか、地方自治体では、長崎県が本年度に総合評価方式での加点評価を始めている。
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